久しぶりの投稿です。
写真は夏の代表的な星座の「はくちょう座」と「いて座」にある散光星雲で、
それぞれ「北アメリカ星雲」、「干潟星雲&三裂星雲」と言うニックネームが
ついています。
「北アメリカ星雲」は本当に北アメリカ大陸の様な形をしていますね。
これらは何れも、電離した水素に再び電子が捕えられる際に発するHα線という
赤い光で輝いているのが特徴です。
通常のデジタルカメラでは、この赤い光の感度が低く、良く写りませんが、
最近科学館で導入した天体用カメラは、この写真の様に赤く輝く星雲の姿を
見事に浮かび上がらせてくれました。