科学館ブログ

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月を撮影しました

児童科学館の天体観測室から月の撮影をしました。本館の若手職員が先輩職員のアドバイスを受けながらシャッターを押しました。

この日は残念なことに薄雲がかかっていてコンディションはあまりよくはありませんでした…。126A9157

ところがどっこい!!

師匠である先輩職員がささっと画像処理を施すと、下の写真に早変わりしたのでした。なんとも鮮明な写真になってしまいました。驚きですね。

今週の土曜日はスペシャルナイトです。17時からは観望会も予定されていますので、ぜひお越しいただき、きれいな月や星をご覧ください。

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【撮影データ】
2025年 2月 2日 16時49分
八戸市児童科学館 
Nikon 15cm屈折望遠鏡 F15(FL2,250mm)  直接焦点撮影
Canon EOS Ra  モノクロモード 
ISO100 露出1/40秒

 

その後、薄雲が切れてコンディションがよくなってから師匠が撮影して、しっかりと画像処理をしたのが下の写真です。やっぱり、グンと解像度が上がりましたね。

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【撮影データ】
2025年 2月 2日 17時30~41分
八戸市児童科学館 
Nikon 15cm屈折望遠鏡 F15(FL2,250mm)  直接焦点撮影
Canon EOS Ra  モノクロモード 
ISO200 露出1/15秒 9枚合成
ステライメージ/PixInsight BlurXTerminator
節分そして立春

立春の前日である2月2日は節分です。節分は2月3日という思い込みがありましたが、地球の公転周期と暦のズレが原因でこのようなことも起きるのだそうです。これから約30年間は4年ごとに2月2日が節分となるようですよ。

そして、節分といえば豆まきですね。夜「鬼は外、福は内」と豆をまきをするご家庭も多いと思います。小学校などでは、追い出したい「心の鬼」を書き出して豆まき会を行っているところもあるようです。恵方巻もスタンダードになってきましたね。夕ご飯に太巻きが並んだりしてww。まずはともあれ、今年も無病息災であってほしいものです。

さて、3日は立春です。暦では春となります。一年で最も寒いといわれるこの時季ですので、春といわれてもピンときません。しかし、春は確かにやってきているようです。IMG_1868

上の写真は、児童科学館の近くの桜の木です。寒さに凍えているかのようです。それでも、桜は春を感じてつぼみを膨らませていました。すでに開花の準備を始めているのです。冬至から1カ月以上がたちました。昼の長さも1時間弱長くなっています。このことを桜は感じ取っているようです。確かに光の春はやって来ているのですね。

座席が設置されました

プラネタリウム室に座席が設置されました。少しずつ完成時の様子が見えてきました。来週には投影機本体も据え付けられるとのことです。IMG_1864

手前の座席は親子シート(ペアシート)です。IMG_1865

 

特急はつかり 走ってます

懐かしの「特急はつかり」を交通パノラマで走らせています。

青色のはつかりは583系といいます。寝台列車としても活躍しました。時速120kmを誇っていました。当時の在来線では最高時速だったそうです。IMG_1863

赤色のはつかりは485系といいます。IMG_1861

この特急はつかりは八戸から上野まで約8時間もかかりました。八戸駅の他にも三戸駅や三沢駅、剣吉駅にも停車するものもありました。新幹線が八戸開業をするまで活躍していました。

観望会 残念⤵

25日(土)はスペシャルナイトの観望会でしたが、途中で中止となりました。4時台までは雲の切れ間から金星が顔を出していて観察をすることはできていましたが、急激に雲がかかり、みぞれ交じりの天候となってしました。

天気が良ければ、金星をはじめ、木星、火星、土星が明るく輝いているはずですので残念でした。次回の観望会は2月8日の土曜日です。天気が良ければいいですね。IMG_1856

雪雲が近づいてくるのが分かります。