15年ぶりの火星大接近
2018年、火星が15年ぶりに地球に大接近します。最も地球に近づくのは7月31日です。6月~9月が観察の好機で、6月は夜11時頃、7月に入ると夜9時過ぎに南東の空に昇ってきます。とても明るいのですぐに見つかるでしょう。科学館では7月28日に火星観望会を開催しますので、火星の姿を自分の目で観察してみて下さい。今年以上に地球に近づくのは17年後の西暦2035年ですが、その頃人類は火星へ降り立ち、火星から「地球大接近」を眺めているかもしれません。
さて、火星の軌道は少しつぶれた楕円形をしていて、接近時の地球との距離が大きく変化し、近い時を大接近、遠い時を小接近、その中間を中接近と呼んでいます。そしてこの接近はおよそ2年2ケ月周期で起こり、地球と火星の公転周期から計算する事が出来ます。算数(数学?)の得意な方は計算してみて下さい。
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